WordPress でブログを書いています田舎者です。
さて、前回の記事でWordPressでブログやアフィリエイトを始めるために必要なものを4つ紹介しました。
この記事では、その中でも1番重要となるレンタルサーバーの選ぶ際に最低限注目すべき機能を紹介していきます。
※レンタルサーバー社によっては、WordPressが使用できないプランを出している場合もあるので、申し込む前にそのプランでWordPressを使用可能かどうか必ず確認しましょう!
レンタルサーバーを選ぶ際の機能の決め方
容量とドライブの種類
多くの方がスマホを買う際にデータを何GB保存できるか、容量を気にされると思います。
しかし、レンタルサーバーを選ぶ際に多くの方にとって容量で比べることはあまり意味がないかもしれません。
というのも、現在、レンタルサーバー社の一番安い月額100円程度のプランでも、10GBは使えます。
「たった10GB?」
と思うかもしれませんが、1つの記事を書くのに1MBかかったとして、1000記事書いて1GBです。
かなり高画質の写真を載せたりすると何MBか使うかもしれませんが、それでも10GB使うのには、かなりの記事数が必要になるのは分かると思います。
サーバーに自分のスマホなどに保存してある写真や動画を保存したり、メールをサーバーに残していたりすることで容量を使う可能性はありますので、心配な方は50GBか100GB以上のプランで自分の用途に合わせて選ばれるといいかと思います。
容量よりもドライブの種類に注目して下さい。
ドライブの種類は「HDD」と「SSD」の2種類がありますが、できればSSDの会社を選びましょう。なぜなら、SSDの方がデータの読み込みや書き込みなど全てにおいて速く、サイトに訪れた方がストレス無く閲覧することができるからです。
ちなみにいろんなレンタルサーバー社のホームページを確認しましたが、HDDを使っていますと書いてあるところはないですね。
逆にSSDを使っているところは、SSDを使っている事を特徴として紹介しています。
なので、SSDを使っている事を紹介していないところはHDDであるともいえますね。
MySQLの個数
MySQL(マイ・エスキューエル)とは、無料のデータベース管理システムのことです。データベース管理システムと言われると難しく感じるかもしれませんが、
「WordPressでは、ウェブサイトの情報などをこのMySQLを使って管理しているんだな」
と思っていただければ大丈夫です。
肝心の個数ですが、
「1つのWordPressサイトにつき1個のMySQLが必要」
です。
格安なプランでは、MySQLが1個も使えないものもあります。
このようなプランではWordPressが使えないので、注意して下さい!
提供されているプランとしては、0個、1個、10個、50個、無制限などが一般的です。
個数の決め方は、あなたが複数サイトを運営する予定があるなら、そのサイトの数だけMySQLが必要となります。
マルチドメイン、サブドメインの数
マルチドメインとは、
- ○○○.com
- ×××.com
- △△△.net
など複数のドメインを使う事ができるかという事です。
ドメインの取得にも費用がかかるので2,3個ドメインを使うという事は考えられるかもしれませんが、一般的に何十個もドメインを使うというのは、通常考えられないと思います。
ロリポップの月額100円のプランでも20個は使えるのでこちらもあまり気にしなくていいかと思います。
サブドメインとは、このサイトのドメイン「inakanoko.com」で例えると
- ○○○.inakanoko.com
- ×××.inakanoko.com
- △△△.inakanoko.com
これらを「inakanoko.com」のサブドメインといいます。
こちらは「inakanoko.com」だけの費用でいくつもサブドメインを作れますが、マルチドメイ
ンと同様、一般的に何十個も作るのは考えにくいと思います。
「ロリポップ!」の月額100円のプランでも1つのドメインにつき10個はサブドメインを作れるのでこちらもあまり気にしなくていいかと思います。
転送量
転送量は、サーバーから転送されるデータ量の事です。
多くのレンタルサーバー社が「○○GB/日」となっていると思います。
私のサイトの記事のデータ量を調べると、前々回の記事が0.7MBで前回の記事が1.6MBでした。あなたが今このページを見ていることで私のサーバーから約1MBくらいは、データ転送さ
れていることになります。
つまり、1日に千人の方がこのサイトに訪れると1GB/日になりますので50GB/日のプランだと5万人訪れても大丈夫という事になります。
※ただし、1人が複数の記事を見たり、容量の多い記事もあったりすると思うので実際は
もっと少なくなる可能性が高いと思います。もちろん容量が少ない記事ではもっと多くな
ることもありますが。
「ロリポップ!」の月額100円のプランでも40GB/日ありますし、私個人的な考えとしては、50GB/日あれば安心して運営できると思います。
WordPressを使うならロリポップ!簡単インストール完備で楽々スタート!
SSLに無料で対応しているか
SSLとは、「インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組み」です。
SSLに対応しているということは、
「サイトとサイトを見るあなたの間のデータのやり取りを暗号化してセキュリティ上安全
にしてますよ!」
ということです。
逆にいうとSSLに対応していないと、そのサイトで入力した個人情報などが第三者に盗まれたりする可能性があります。
では、そのサイトがSSLに対応しているかどうかどうしたら分かるかというとURLの先頭が「https」であればSSLに対応しています。
先頭が「http」であればSSL対応していないということが分かります。
更にgoogleがSSL対応していないサイトには、
というような警告文を出すようにしていますので、何も知らない人がこれを見たらそのサイトを見るのは、怖いと思いますよね。
なので、「独自SSL無料」などと記載されているものを選びましょう。
WordPressの簡単インストール機能がついているか
最近では、レンタルサーバー社の多くが簡単インストールに対応しています。
調べると簡単インストールを使用しないインストール方法も掲載されていたりしますが、インストール作業に時間を費やすのももったいないので、できれば簡単インストール対応のものを選びましょう。
サポート体制
サーバーの扱いに慣れている方なら問題無いかと思いますが、サーバーを初めて扱うような方は、不具合があった際どうすればいいのかなど、不安だと思います。
メールでの対応はもちろん、初めての方などは電話対応もしてもらえるところを選んだ方がいいかと思います。
バックアップ
WordPressでブログやアフィリエイトを運営していくにおいて、作成された記事は、あなたの大事な財産であり収入源だと思います。
その大事な財産や収入減は、
- サーバーの作業中による誤って削除
- 予期せず、ウイルスの侵入によって削除
など、一瞬で失ってしまう可能性があります。
特にアフィリエイトで生計を立てている人にとっては、収入が0になってしまう訳です。
こういった事を防ぐために自動バックアップに対応している会社を選びましょう。
なお、自動バックアップが無償のところもありますが、有料オプションのところもありますし、バックアップを残している日数についても差がありますので、必ず確認しましょう。
まとめ
WordPress用のレンタルサーバーを選ぶ際に注意しておく点を説明しました。
私が将来の事まで考えておすすめするなら、最低下記の条件を満たしている事をおすすめします。
- データの容量は100GB以上でSSDを使用している
- MySQLは10個以上
- マルチドメイン、サブドメインの数は10個以上
- 転送量は50GB/日以上
- 独自SSL無料
- WordPressの簡単インストール機能付き
- サポート体制は電話対応可能
- 自動バックアップ対応
実際にレンタルサーバー各社のホームページをの機能を見ると、ここで紹介していない機能がたくさん書いてあります。
しかし、全ての機能をサーバーを初めて借りる人が確認するのは難しいと思いますし、いつまでたってもサーバーを借りられなくなってしまいます。
なので、できるだけ実績や口コミを見て評判の良い会社を選んだ方がいいかと思います。
せっかくサーバーを借りてまでブログを始めるのに、サーバーに悩まされたり不満を持って運営していくのはもったいないです。
今回ロリポップの月額100円のプランを例として使わせてもらいましたが、月額100円のプランはWordPressに対応していないのでご注意ください。
私が自信を持っておすすめするのは「Xserver(エックスサーバー)」のX10プランです。
私も使用していますが、多くの有名ブロガーさんが利用しています。
もちろん、私が言った最低条件は余裕で満たしていますし、月額1000円帯の価格では、業界トップクラスの性能です!
この記事を見たあなたが、楽しくブログ運営を始められる事を期待しています!
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