こんにちは!田舎者です。
以前「土地を購入する前に必ず確認すべき事!【新築検討中の方必見】」の記事で紹介したとおり、土地を購入する際にゴタゴタがありましたが、先日、ようやく地鎮祭を行うことができました。
今回は、地鎮祭にかかった費用や事前に準備する事を紹介しますので、これから地鎮祭を行う予定の方はぜひ、参考にされてください。
※初穂料(玉串料)については、地域やお願いする神主さんなどで相場が異なりますので、必ず事前に相場を確認してください。
地鎮祭はした方がいいの?
そもそも地鎮祭をする目的は以下のとおりです。
建築工事が始まる前に土地の神様を祭って、工事の無事を祈る祭事
また、建築中だけでなく、完成後も家族の繁栄や安全に生活できる事を祈願する祭事でもあります。
私は、地鎮祭をもちろんするつもりでしたが、ハウスメーカーに聞いたところ、最近では地鎮祭をしない方もいるという事でした。
おそらく、多くの方が一生に一度しか家の建築はしないと思います。
人生で一番大きな買い物でもありますので、工事の無事や家族の安全を祈願する事は大事な事ですよね。
初詣などと同じような感覚で、「する人はする」だろうし、「する必要はないと思っている人はしない」でいいのではないでしょうか?
家を建てる方の気持ちの問題だと思います。
※あなたが地鎮祭をしたくないと思っても、工事の無事を祈願する祭事なので、建築会社によっては必ず行う会社もあると思いますので、契約する前に確認しておきましょう。
地鎮祭までの流れ
※ここからは、私のケースを紹介したいと思います。
土地の契約や登記、ハウスメーカーとの契約が済み、着工から1、2ヶ月前くらいになったらハウスメーカーから地鎮祭をするかしないか聞かれました。
地鎮祭をする旨を伝えると、神主さんと日程調整をするようにお願いされましたので、地元の神社の神主さんへお願いをしました。
その際、神主さんから地鎮祭当日に施主側で用意するものを伝えられるので、それをハウスメーカーに伝えたところハウスメーカー側で準備できるものと出来ないものがあるので、ハウスメーカーが準備できないものは、施主側で準備する必要があります。
地鎮祭に必要なものは、神社、建築会社、施主で以下のように準備しました。
神主さんは、当日は地鎮祭開始時間の30分程前に来て祭壇などの準備を行います。
もちろん、笹竹や木杭などが無いと祭壇の準備が出来ないので、施主である私たちや建築会社はそれよりも早く来ておく必要があります。
御札は祭壇に供えてありましたが、地鎮祭の後は上棟式の際に屋根裏に棟梁さんが設置するので、それまでは、神棚などにお供えしておくといいとの事でした。
御札の他にも建築儀礼のしおりなどが入っていました。
榊は地鎮祭の中の儀式の一つである「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」の際に参列した方全員が神様にお供えするものになります。
鍬と鋤は「地鎮の儀」の際に施主である私が鍬、建築会社が鋤を持ち、
「えいっ、えいっ、えいっ!」
と言って3回目に砂を崩すという儀式ですね。
地鎮祭と言ったら、これでしょ!ってやつですね。
地域によっては、鎌もあったりするそうです。
やり方などは、儀式中に全て神主さんが教えてくださるので、指示に従いましょう。
祭壇にお供えする酒は建築会社が用意してくださいました。
砂もホームセンターなどで売ってある1袋のものを用意していただいていました。
笹竹と木杭は祭壇の周りを正方形で囲うので4本づつ必要です。
それを縄で囲うような形になります。
パイプ椅子は、参列する私たち家族と両親も参加したので、人数分は用意していただいてありました。
テントは当日の早朝雨が降っていたので、車に積んで持ってきてあったそうですが、幸いにも地鎮祭の1時間ほど前から晴天でしたので設営しませんでした。
また、地鎮祭は9月の上旬でしたが、雨が何日間も降り続き草刈りが出来ず、当日の朝に草刈りをして頂きました。
私たちの土地ですので、さすがに全て任せきりではと思い、草刈りのお手伝いをさせて頂きました。
地鎮祭には、建築会社から私の担当の営業の方と現場監督の方が来てくださいました。
服装は、営業の方は会社のポロシャツにチノパン、現場監督の方は作業着でした。
ネットで調べるとスーツで来るとか書いてあったので、私たちもかしこまった服装で行かないといけないのかと思いヒヤヒヤしていましたが、逆に安心しました。笑
初穂料(御玉串料)は、神主さんに渡す謝礼ですね。
初穂料と御玉串料はのし袋に書きますが、私たちの地域ではどちらでもいいようです。
金額は、私たちがお願いした神社では1万円で大丈夫と建設会社で働いている父から聞いたので1万円にしました。
建築する地域の神社での金額やのし袋の書き方などは、事前に確認しておきましょう。
地鎮祭ののし袋は水引は、幸せが続くように「あわじ結び」が良いと言われているそうですが、これも地域によって違いがあるようなので、事前に確認しておきましょう。
お供え物である、米、塩、野菜、果物は前日に買いに行ったり、自分の家で用意できるものは準備しました。
鯛だけは、事前に鮮魚店に確保していただくようお願いして、当日の朝に取りに行きました。
また、地鎮祭を行なった日は9月上旬で、まだ暑く、建築会社には草刈りまでしていただいた事もあり、神主さんと建築会社にコーヒーやお茶、清涼飲料水などを準備していきました。
当日の私たちの服装は、私はポロシャツにチノパンで妻も派手ではないカジュアルな普通の私服で参列しました。
建築会社に聞いたところ、最近は普通に私服で参列する方が多いみたいです。
まとめ(かかった費用)
一番住んでいる地域やお願いする神主さんによって金額が変わってくるのが、初穂料(御玉串料)だと思います。
私の場合、父が現在も建設会社に勤めており、仕事で神主さんに地鎮祭のお願いをする事が多々あるそうで、初穂料(御玉串料)の相場も知っていました。
私のお願いした神主さんには、1万円が相場だという事でした。
ちなみにハウスメーカーに
「ネットで調べると初穂料(御玉串料)は3万円から5万円が相場と書いてあるのですが、本当ですか?」
と聞いてみたところ、
「お供え物(鯛や野菜、果物)から笹竹など、施主が手ぶらで大丈夫な場合は3万円から5万円が相場の場合もあります。
もちろん、地域や神社毎で異なるので知り合いなどに確認していただく事が必要ですが」
との事でした。
鯛は1匹2,000円程度で済みましたし、野菜、果物、米、塩を合わせても5,000円程度で済むので、自分で手配した方が安く済みますよね。
(私のお願いした神社では、そもそも神社側で用意はしないようです。)
また、私の場合は、ハウスメーカーが地鎮祭にかかる費用は無料でして頂きましたが、建築会社によって、有料の場合もありますので、建築会社に必ず確認しましょう。
初穂料(御玉串料)については、自分がお願いする神社で地鎮祭をして頂いた知り合いや親族に聞くか、全く知らない土地の場合、その地元の建築会社に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
という事で、私が地鎮祭にかかった費用は、初穂料(御玉串料)1万円とお供え物や当日用意した飲み物の5,000円程度で約1万5千円でした!
一生に一度の大きな買い物、工事の安全や無事完成する事を祈願する大事な祭事なので、事前にしっかり準備して臨みたいですね。
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